2011年5月14日土曜日

「ひまわり」は肥料食い

なになに・・・
とっても身近な植物「ひまわり」が放射能に汚染された土壌の浄化に名乗りを上げた?

なになになに・・・
植物の肥料の一つである加里(カリ)と放射性セシウムの性質が似ている?


植物の肥料の3要素は、窒素(N)・リン酸(P)・加里(K)、植物にとって不可欠な栄養分、いわば植物の主食です。

「ウメ・バラ・キクは肥料食い。忘れちゃいけないシャクヤク・ボタン」
確か、きれいなバラを咲かせるには肥料がたくさん必要とか・・・肥料食い。

そして、かの「ひまわり」も肥料食い。
丈夫な茎と大きな葉、花びらも種もびっしり詰まったあんなに大きな花、そりゃぁ肥料もたくさん必要でしょう。

大切な肥料の一つ「加里」こと「カリウム(K)」は、植物内の様々な化学反応を進める進行役(補酵素)となっていることが分かっています。
カリウムが不足すると、芋(根や茎)や種(豆や穀類)が太らなくなったり、暑さ・寒さなどの環境変化に対するストレスに弱くなるそうですよ。

そんな大切な肥料、「カリウム(K)」ですが、覚えていますか、理科で習った元素周期表では一番左の1族に属し、アルカリ金属と言われています。
そして、今問題になっているセシウム(Cs)も1族に属し、アルカリ金属と言われています。

カリウムとセシウムは同じ仲間、似ているはずです。

というわけで、「ひまわり」が土壌浄化に一役かうのではと、注目されいるのですね。
ひょっとしたら、もっともっと「肥料食い」の植物が見つかるかもしれません?!。

期待しましょう!!
一日も早く放射能汚染から解放されますように!!