2008年12月6日土曜日

暖房時の省エネ(電気カーペト・電気こたつ)

急に冷えてきましたね。

冷え切ったからだを温めたいとき、電気カーペットの上に横になるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
音や風もなく、昔に比べると、断熱性も遮音性も良くなり、子ども部屋をはじめどんな部屋でも快適に使えますね。

しかし、遮るものもなく放熱しますので、他の暖房器具に比べると電気代は嵩むようです。
電気カーペットの下にさらに断熱マットを敷いたり、スイッチのこまめなON・OFFで、人のいない部分は温めないようにする工夫も必要ですね。

(財)省エネルギーセンター資料によりますと、
◇室温が20℃のとき、三畳用のカーペットの設定温度を「強」から「中」に下げ、5時間使用した場合
  年間で電気185.97kWhの省エネ、約4090円の節約。
  原油に換算すると46.86L、CO2削減量は76.2kg。

◇電気こたつの温度調節を「強」から「中」に下げ、5時間使用した場合
  年間で電気48.95kWhの省エネ、約1080円の節約。
  原油に換算すると12.34L、CO2削減量は20.1kg。
になるそうです。

「冬はこたつでしょ!」とおっしゃる方も多いと思います。遠赤外線という言葉を聞くと、身体の芯までじんわりと温かくなるような気がしますね。

電気こたつをお使いの方、是非、こたつ布団には、上掛けと敷布団も併用してくださいね。それだけでもずいぶん省エネになります。

また、こたつに入っていると、腰から下は温かくなりますが、上半身は寒くなりがちですね。カーディガンなどを1枚多めに重ね着してみてください。体感温度が2℃ほどアップしますよ!!