田植えの季節になりましたね。
自給率40%の日本、2007年のお米の自給率は主食用としては100%だったそうですが、九州では1990年代後半から玄米の白濁や米粒の実が細るなどの米の品質や収量の低下が深刻化しています。
穂が出て熟すまでの期間の日中平均気温が27℃を上回ると白濁などの高温障害が発生するそうです。
農水省データによりますと、2008年度産のお米の等級比率は全国平均では1等比率は79.5%でしたが、福岡では25.5%、佐賀では33.8%・・・、九州全体では34.7%と全国平均の半分以下でした。
この数値からも温暖化の影響の深刻さが伝わってきます。
そこで期待されているのが、気温が高くても品質が安定している「高温対策米」です。
各県「高温対策米」として新品種を開発。
「元気つくし」「さがびより」「くまさんの力」「あきほなみ」など、期待を込めた名前が付けられています
これらが、田んぼにデビューするのもそろそろですよどれも立派なブランド米に成長して欲しいですね。