マラリアによる死者は年間80万人に上り、その大半が5歳未満の子どもたち。
ケニア西部では、マラリアが子どもの死因の3分の1を占めるそうです。
そんなマラリア ワクチンの開発も終盤に入り、1万5000人の子どもたちが参加して、アフリカ7カ国で、臨床試験が行われています。
予定では、接種効果の分析は2014年末までに完了。
結果が良ければ、15年には世界保健機関(WHO)の推奨を受けて実用化できる見通しだそうです。
「RTS,S」と呼ばれるこのマラリア ワクチンは、アメリカのNPO団体PATH マラリア ワクチン・イニシアチブによって開発されました。
NPO団体 PATH マラリア ワクチン・イニシアチブは、ビル&メリンダ・ゲイツ財団の寄付を受けて始まった「マラリア撲滅」を支援するプログラムです。