最近、子育てを終え、つくづく感じることがあります。
その一つは親の姿勢でしょうか。
「親」のスタンスは、基本的には、「木の上に立って見る」なのでしょうね。本当によくできた漢字です。
かわいい子には旅をさせよ・・・
ライオンは子を千尋の谷に突き落とし・・・
などと諺にある通り、
子どもが成長するうえで「苦労」という経験は不可欠。
子どもは、その時々の苦労を乗り越える中で、たくさんのことを学びます。
知恵を絞り、コミュニケーションをとり、傷ついた心の痛みから立ち上がり、相手の立場を慮り・・・
そうして、優しさ、強さを身に着け、成長していくのでしょうね。
その間の親の辛さもわかります。
困難に直面した子どもの姿に、「助言をし、手を差しのべたい」気持ちもわかります。
でも、ここは我慢!!
辛いけれど我慢です。
反社会的なことや身の危険などに直面していなければ、
じっと堪えて、「木の上に立って見る」です。
子どもと話すときは、辛さと向きあり、語り合りあいたいですね。
主役は子どもです。