2011年9月2日金曜日

光触媒で殺菌

光触媒という言葉、最近よく耳にしますね。

何といっても身近な光触媒は、緑色植物の光合成に不可欠の葉緑素(クロロフィル)でしょうか。

緑色植物の「二酸化炭素と水から炭水化物と酸素をつくる」光合成作用では、光と葉緑素(クロロフィル)が大きな役割を果たしています。

では、今、日常で幅広く活用されている光触媒は何でしょうか・・・
それは、二酸化チタンです。

二酸化チタンは食品添加物にも使われている安全な商品ですが、光(紫外線)が当たると、酸化チタン光触媒としての機能が働きます。
汚れの分解、消臭・脱臭、抗菌・殺菌、有害物質の除去、ガラス・鏡の曇り防止、防汚、等々

この機能は、30年ほど前に偶然発見された、日本初の優れた技術だそうです。

窓ガラスのサッシに貼られたシール
この機能を利用していろいろな製品が出ています!!
☆雨が降るとセルフクリーニングされ、汚れが
落ちきれいになる建物外壁や窓ガラス
☆細菌の分解や消臭機能で空気を浄化する
室内の壁、エアコン、ブラインド、室内インテ
イリア
☆汚れの除去、消臭、カビ防止効果を持った浴
  室のタイルや浴槽
☆殺菌作用により長期保存が可能になった水タンクは、災害時の飲料水確保には
最適です。



このメデタンクは、光触媒の殺菌作用により、飲料水を常温で3年間保存できるそうですよ。