「i-Cube」ちょっと可愛い名前ですね。
「i」=自分
Comfort(快適さ)の「C」
Usability(使いやすさ)の「U」
Benefit(家計への優しさ)の「B」
Ecology(環境への優しさ)の「E」を並べて「i-Cube」ということだそうです
この「i-Cube」、一条工務店というハウスメーカーが開発、昨年秋頃から販売を始めた「超断熱・超省エネ」「超耐震・超耐久」住宅です。
「一条工務店って聞いたことないなぁ」とお思いの方も多いことでしょう。
それもそのはず、テレビCMはしていません。
何でもCMにかかる費用を商品価格に転嫁したくないからということでした。
また、おしゃれな外観のモデルハウスが建ち並ぶハウジングパーク中では目立たないかも知れませんね。
とはいえ、今朝の日経新聞の就職活動を扱った特集では、建設部門の入りたい会社の6番目にランキングされていました。
注目度は高いようですね。
2010年2月21日日曜日
評判の家「i-Cube」を見てきました
評判の家「i-Cube」を見てきました。
寒風吹きすさぶ日にはユーカリが丘の分譲地に建てられた「i-Cube」を、
霙の降る冷たい日には八王子のハウジングパークのモデルハウス「i-Cube」を見学、
暖かさを実感してきました。
床暖房だけで他の暖房器具は使っていませんでしたが、
何と暖かいこと!!
その床暖房もヒートポンプ方式でとっても省エネ!!
体験会、工場見学会へも行ってきました。
参加者は、大きく分けて小さなお子さん連れ若い世代と熟年世代の方々。
皆さんとバスに乗り、お弁当も頂き、体験学習もし、楽しい一日でした。
この一年程「終の棲家を!」と考えて、
あちらこちらのハウジングパークを訪ね、
いろいろなハウスメーカーの方の説明を聞いてきましたが、
そろそろ落ち着きそうです。
寒風吹きすさぶ日にはユーカリが丘の分譲地に建てられた「i-Cube」を、
霙の降る冷たい日には八王子のハウジングパークのモデルハウス「i-Cube」を見学、
暖かさを実感してきました。
床暖房だけで他の暖房器具は使っていませんでしたが、
何と暖かいこと!!
その床暖房もヒートポンプ方式でとっても省エネ!!
体験会、工場見学会へも行ってきました。
参加者は、大きく分けて小さなお子さん連れ若い世代と熟年世代の方々。
皆さんとバスに乗り、お弁当も頂き、体験学習もし、楽しい一日でした。
この一年程「終の棲家を!」と考えて、
あちらこちらのハウジングパークを訪ね、
いろいろなハウスメーカーの方の説明を聞いてきましたが、
そろそろ落ち着きそうです。
2010年2月17日水曜日
シェールガス革命
今朝の新聞に「三井物産が米国でのシェールガスの開発・生産プロジェクトに参画・・・」という記事が載っていました。
シェールガスというのは、オイルシェールという堆積岩から取り出されるガスのこと。
オイルシェールは、1800年代初めに採掘・製油されたという歴史がありますが、石油の大量生産開始に伴い開発は停止していました。
ところが、1990年に入り、オイルシェールの埋蔵量が石油に匹敵するほど多いこと、石油資源に比べて探査の確度が高いこと、何よりも採掘・生産技術の飛躍的向上により再び注目され始め、数年前から開発が一気に進みました。
ちなみに、石油の探索は人工衛星・音波探査・地震探査などのデータをコンピュータで分析して行っていますが、実際に石油があるかどうかは掘ってみるまで分からないそうで、井戸を100本掘っても成功するのは2~3本かな?という程度だそうです。
米国エネルギー省の長期エネルギー見通しでは、輸入依存度の試算は
2004年版での、2025年の輸入依存度は28%
2009年版での、2030年の輸入依存度はわずか3%
というように大幅修正がなされ、シェールガス鉱床の開発により、わずか数年の間に依存度が28%から3%に減少したのです!!
アメリカでは「シェールガス革命」と言われているそうです。
アメリカからの輸入を見込んでいた天然ガスの輸出国は大きく目論見が外れ、ロシアからのパイプラインに頼っていたヨーロッパでもシェールガス鉱床の探査に着手しました。
世界のエネルギー事情が大きく変わろうとしているようですね。
オイルシェールについては下記のブログをご覧ください。
http://thinking-eco.blogspot.com/2008/06/blog-post_10.html
シェールガスというのは、オイルシェールという堆積岩から取り出されるガスのこと。
オイルシェールは、1800年代初めに採掘・製油されたという歴史がありますが、石油の大量生産開始に伴い開発は停止していました。
ところが、1990年に入り、オイルシェールの埋蔵量が石油に匹敵するほど多いこと、石油資源に比べて探査の確度が高いこと、何よりも採掘・生産技術の飛躍的向上により再び注目され始め、数年前から開発が一気に進みました。
ちなみに、石油の探索は人工衛星・音波探査・地震探査などのデータをコンピュータで分析して行っていますが、実際に石油があるかどうかは掘ってみるまで分からないそうで、井戸を100本掘っても成功するのは2~3本かな?という程度だそうです。
米国エネルギー省の長期エネルギー見通しでは、輸入依存度の試算は
2004年版での、2025年の輸入依存度は28%
2009年版での、2030年の輸入依存度はわずか3%
というように大幅修正がなされ、シェールガス鉱床の開発により、わずか数年の間に依存度が28%から3%に減少したのです!!
アメリカでは「シェールガス革命」と言われているそうです。
アメリカからの輸入を見込んでいた天然ガスの輸出国は大きく目論見が外れ、ロシアからのパイプラインに頼っていたヨーロッパでもシェールガス鉱床の探査に着手しました。
世界のエネルギー事情が大きく変わろうとしているようですね。
オイルシェールについては下記のブログをご覧ください。
http://thinking-eco.blogspot.com/2008/06/blog-post_10.html
2010年2月15日月曜日
マグネシウム・エネルギー社会
マグネシウムと聞いて何を思い浮かべますか。
豆腐の凝固剤の役割を果たしている「にがり」、丈夫な骨を維持するために飲むサプリメント「カルシウム&マグネシウム」、少し昔をご存知の方でしたら、カメラのフラッシュを思い起こす方もいらっしゃるでしょうね。
そのマグネシウムが石油に替わって新しいエネルギー社会を作ろうとしています。
東京工業大学大学院の矢部先生が研究されているのですが、その内容に驚きとともに希望がわいてきました。
それは太陽のエネルギーをマグネシウムに蓄えるというものでした。
1. 海水を蒸発させると水蒸気は真水として得られ、後には塩やマグネシウムが残りますね。このように海水の淡水化でマグネシウムを取り出します。
2. そのマグネシウムを燃料電池や発電所で使います。マグネシウムは燃えると、酸素と結びついて酸化マグネシウムになり、その時に大きなエネルギーを出します。
火力発電所で石炭を燃やしてエネルギーを得るのと同じ要領ですがマグネシウムの燃焼では二酸化炭素は出ません。
3. 燃焼してできた酸化マグネシウムからマグネシウムを分離します。
マグネシウムは酸素ととても仲良しで、酸化マグネシウムから酸素を引き離すには大きな大きなエネルギー(温度)が必要です。
そこで太陽光をレンズで効率よく集めたセラミックレーザーを使い、酸化マグネシウムを酸素とマグネシウムに分離し、マグネシウムを再生します。このマグネシウムには太陽のエネルギーが蓄えられています。
4. このマグネシウムを酸素と結合させて燃やせば、昼でも夜でも好きなときに船舶や自動車を動かすこともできれば、発電所で電気を発生することもできます。
マグネシウム循環サイクルというわけですね。
マグネシウムは、カメラのフラッシュなどから連想して「危険なもの」と考えがちですが、それは粉末マグネシウムこと。実は燃やすのが大変な物質だそうです。
また、地球の地殻上で8番目くらいに多く存在する資源で、マグネシウムの燃料電池は既に開発され、リチウムイオン電池の約7.5倍の出力が実現されているそうです。
コンビニでマグネシウム燃料電池が買える時代が来そうですね。
豆腐の凝固剤の役割を果たしている「にがり」、丈夫な骨を維持するために飲むサプリメント「カルシウム&マグネシウム」、少し昔をご存知の方でしたら、カメラのフラッシュを思い起こす方もいらっしゃるでしょうね。
そのマグネシウムが石油に替わって新しいエネルギー社会を作ろうとしています。
東京工業大学大学院の矢部先生が研究されているのですが、その内容に驚きとともに希望がわいてきました。
それは太陽のエネルギーをマグネシウムに蓄えるというものでした。
1. 海水を蒸発させると水蒸気は真水として得られ、後には塩やマグネシウムが残りますね。このように海水の淡水化でマグネシウムを取り出します。
2. そのマグネシウムを燃料電池や発電所で使います。マグネシウムは燃えると、酸素と結びついて酸化マグネシウムになり、その時に大きなエネルギーを出します。
火力発電所で石炭を燃やしてエネルギーを得るのと同じ要領ですがマグネシウムの燃焼では二酸化炭素は出ません。
3. 燃焼してできた酸化マグネシウムからマグネシウムを分離します。
マグネシウムは酸素ととても仲良しで、酸化マグネシウムから酸素を引き離すには大きな大きなエネルギー(温度)が必要です。
そこで太陽光をレンズで効率よく集めたセラミックレーザーを使い、酸化マグネシウムを酸素とマグネシウムに分離し、マグネシウムを再生します。このマグネシウムには太陽のエネルギーが蓄えられています。
4. このマグネシウムを酸素と結合させて燃やせば、昼でも夜でも好きなときに船舶や自動車を動かすこともできれば、発電所で電気を発生することもできます。
マグネシウム循環サイクルというわけですね。
マグネシウムは、カメラのフラッシュなどから連想して「危険なもの」と考えがちですが、それは粉末マグネシウムこと。実は燃やすのが大変な物質だそうです。
また、地球の地殻上で8番目くらいに多く存在する資源で、マグネシウムの燃料電池は既に開発され、リチウムイオン電池の約7.5倍の出力が実現されているそうです。
コンビニでマグネシウム燃料電池が買える時代が来そうですね。
2010年2月11日木曜日
フロッシュのアロエべラ
手湿疹に悩まされ、縫い目が湿疹に触れないようにと手袋を裏返してはめ続けていた日がまるで嘘のようです。
「アロエベラ」という名に惹かれて何気なく手にした台所用洗剤「フロッシュアロエベラ」。
この洗剤を使い始めて3本目の今では手湿疹がきれいに治り、不自由さから開放された感激をかみしめる毎日です。
またこの洗剤、食後の食器洗いもボトルを押すとトローッと出てくる一滴の洗剤液で充分、洗浄力抜群です。
余りに良い製品でしたのでちょっと調べてみますと、「フロッシュアロエベラ」は、1986年にドイツの会社が発売を始めた環境に配慮した家庭用洗剤「Frosch(フロッシュ)」シリーズのひとつで、その中では手に一番やさしい洗剤でした。
1980年代はドイツでは酸性雨被害と考えられる森林の樹木の衰弱や枯渇、ライン川汚染が大きな社会問題となった時期です。環境への関心が高まる中、環境に与える負荷を抑えた、環境に優しい洗剤「Frosch(フロッシュ)」が生まれたのですね。
洗剤に含まれる界面活性剤が短期間のうちに分解し、環境汚染に配慮した洗剤はたくさんありますが、このフロッシュの洗剤に含まれる界面活性剤は、OECD(経済開発機構)試験で、排水してから19日間で98%が分解し自然に還ることが証明されています。
容器も環境に有害な成分を一切使用していないそうで、ドイツ国内で数々の賞を受けています。
「アロエベラ」という名に惹かれて何気なく手にした台所用洗剤「フロッシュアロエベラ」。
この洗剤を使い始めて3本目の今では手湿疹がきれいに治り、不自由さから開放された感激をかみしめる毎日です。
またこの洗剤、食後の食器洗いもボトルを押すとトローッと出てくる一滴の洗剤液で充分、洗浄力抜群です。
余りに良い製品でしたのでちょっと調べてみますと、「フロッシュアロエベラ」は、1986年にドイツの会社が発売を始めた環境に配慮した家庭用洗剤「Frosch(フロッシュ)」シリーズのひとつで、その中では手に一番やさしい洗剤でした。
1980年代はドイツでは酸性雨被害と考えられる森林の樹木の衰弱や枯渇、ライン川汚染が大きな社会問題となった時期です。環境への関心が高まる中、環境に与える負荷を抑えた、環境に優しい洗剤「Frosch(フロッシュ)」が生まれたのですね。
洗剤に含まれる界面活性剤が短期間のうちに分解し、環境汚染に配慮した洗剤はたくさんありますが、このフロッシュの洗剤に含まれる界面活性剤は、OECD(経済開発機構)試験で、排水してから19日間で98%が分解し自然に還ることが証明されています。
容器も環境に有害な成分を一切使用していないそうで、ドイツ国内で数々の賞を受けています。
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