昔、祖母が口ぐせのように言っていた「もったいない」。今は、「MOTTAINAI」でしょうか。
祖母の「もったいない」という言葉を聞くと、無駄を戒めると共に、失おうとしているものがどのように培われ・育まれてきたかが脳裏をかすめ、同時に感謝の気持ちがわいてきました。物を大切にする深い心が込められていたのですね。
今、ケニアのワンガリ・マータイさんは、『この言葉「MOTTAINAI」を国際語にしたい』と世界各地で呼びかけています。マータイさんは、砂漠化がすすむアフリカに緑を増やそうと、木を植える活動「グリーンベルト運動」をひろげたことが認められて、環境に対する取り組みで初めてノーベル平和賞を受賞したケニアの環境副大臣です。
「MOTTAINAI・もったいない」は、自然や物に対する愛が込められていて、4R(消費削減=リデュース、再使用=リユース、資源再利用=リサイクル、修理=リペア)の概念を一語で表現できる素晴らしい言葉です。
ご家庭でも「もったいない」を使ってらっしゃいますか・・・?