エコ・アクション・ポイントは、楽しみながらポイントを貯めて、地球温暖化STOPに貢献できる新しいポイントプログラムです。
温室効果ガス削減が至上命題になっていますが、家庭やオフィスなどの温室効果ガスの排出量は1990年比で約4割も増加しています。一般消費者の地球温暖化問題についての認識は高まっていますが、温暖化対策に積極的に行動を起こしている人はわずかで、CO2排出量の増加傾向になかなか歯止めがかからない現状があります。
そこで、環境省は、身近でわかりやすい形でCO2削減への取り組みを促すために、モデル事業「エコ・アクション・ポイント事業」を推進、7月から北海道で先行実施しています。
環境省は、このモデル事業の成果を踏まえ、平成21年度からの本格展開を図ることを目指しています。
「エコ・アクション・ポイント」では、地球温暖化対策型商品やサービスを購入すると、エコポイントが発行され、貯まったエコポイントはいろいろな商品と交換することができます。
と言っても、ポイントカードは発行されません。参加者が事前に会員登録をし、温室効果ガス削減の効果のある商品やサービスを購入した際に、その商品やサービスに添付されている「アクションナンバー」を携帯電話やパソコンから入力すると、その商品に登録されている「エコ・アクション・ポイント」がインターネット上で貯まっていく仕組みになっています。
りそな銀行は、10月から「エコ・アクション・ポイント」事業に、金融機関としては初めて参加します。紙を減らしてCO2排出量の削減につながることを実感してもらおうと、預金通帳を発行しない口座を開いた顧客にポイントを発行するそうです。