エコ照明といえば、電球形蛍光灯でしょうか。
政府も、白熱電球から、消費電力が少なく長持ちする電球形蛍光灯への切り替えを促しています。国内での製造・販売を数年以内に中止する方針だそうですね。メーカーの試算では、白熱電球に比べ蛍光灯は、消費電力は1/5倍、1万時間使った電気代は1個当たり9600円ほど安く、寿命は10倍だそうです。
とは言うものの、これからはLEDを考えたいですね。
今年の1月、イギリスのロンドン市では、、地球温暖化や省エネルギー対策の一環として、3日間限定、1家庭2個までということで、白熱電球を消費電力の少ないLEDを使った電球と無料で交換するキャンペーンを行いました。
LEDとは「Light(光る)」「Emitting(出す)」「Diode(ダイオード)」の頭文字を組み合わせたもので、電気を流すと発光する半導体のことです。LEDは1960年代に暗めの赤色と黄緑色のLEDが開発されて以来、信号機などの表示用途で実用化されてきました。その後、発展の契機となる1993年の青色LEDの開発、またそれを応用した1996年の白色LEDの開発を経て、現在に至っています。
LEDは白熱灯や蛍光灯に比べて寿命が長く、消費電力も小さく、直流回路を使うため蛍光灯のようなチラツキもなく、熱の発生も少なく、紫外線が少ないので虫も寄ってこず、とても小さくデザインが自在、水銀も使っていません・・・LEDは環境に優しいエコライトとしては素晴らしいものです。
しかし、クリスマスのデコレーションなどに使われている電飾のLEDを見る限りはまぶしいのですが、明かりとして考えるとまだ少し明るさが足りないそうです。間接照明には良いでしょうね。
今、各メーカーさんは蛍光灯の明るさに追いつくくらいの明るさを求めて研究開発に凌ぎを削り、新しい製品を徐々に発表してきています。
電球形蛍光灯もいいですが、LEDもいいですよ。