Google Earth は、まるで衛星写真を貼り付けた地球儀のようです。高度6000kmからの地球の衛星写真をズームインすると自宅の庭先まで見えるようになります。衛星写真の上には、さまざまな画像や内容が書かれたレイヤを重ねて載せることもできます。
国連環境計画UNEPでは、「変わりゆく環境」をテーマに、環境悪化が深刻な100の地域で、それぞれの画像や内容を著したレイヤをつくり、衛星写真の上に重ねて載せ、環境がどのように変化したかを一目で分かるようにしています。
グーグル・アースを開き、サイドバーの「▼レイヤ」のビューで「すべてのレイヤ」を選択し、下に表示された項目の中の「UNEP:変わりゆく環境地図」に「+」をチェックします。次に、マウスを操作しながら、衛星写真上の「UNEP」の四角い青いアイコンを探し、クリックすると、各地域での環境の変化の様子を見ることができます。
例えば、アフリカのタンザニアにあるキリマンジャロの「UNEP」の四角い青いアイコンをクリックすると、レイヤが現れます。キリマンジャロの温暖化による環境の変化を読み取ることができます。次にクリックすると、衛星写真はズームイン、新たな図が現れます。そこでまた、いろいろクリックすると、各地点での写真が映し出されます。九州の諫早湾の衛星写真、アマゾンのジャングルが変化していく様子など、是非、一度見てください。
グーグル・アースのダウンロード、詳しい操作方法については、下記のURLをご利用下さい。
HP http://earth.google.com/intl/ja/index.html
ユーザーガイド http://earth.google.co.jp/userguide/v4/