4月22日、17回「地球環境大賞」授賞式が行われ、大手電子部品メーカーのTDKへの大賞をはじめ、合計12の企業や高校に栄えある賞が授与されました。
地球環境大賞というのは、フジサンケイグループが、「産業の発展と地球環境との共生」を目指し、(財)世界自然保護基金(WWF)ジャパンの特別協力を得て、1992年に創設したものです。環境保全に熱心に取り組み、持続可能な循環型社会の実現に貢献している企業などを毎年表彰しています。
今年のフジサンケイグループ賞は、「回収トナーカートリッジ 再資源化100%達成」を成したキャノンに授与されました。使用済みインクカートリッジの回収に協力している我が家にはとても身近に感じらます。回収したカートリッジを100%資源として使い、新たな資源の投入を抑えるシステムは、資源の乏しい日本にとっては必要不可欠なことですね。
都市鉱山と呼ばれる都会に眠る資源は、世界有数の資源国に匹敵する規模になっていると聞きますが、残念なことに、海外に輸出されているものもあるようですね。資源を回収し、回収したものを資源として使う、「クローズド・ループ・リサイクル」のシステムが、企業だけでなく国内でも早く確立されるといいですね。