何気なしに使っている電池、今この電池が進化しています。
電池はその仕組みによって物理電池と化学電池に分かれます。化学電池は、普段使っている乾電池やボタン電池などの1次電池と、充電式電池といわれる2次電池の二つに分かれます。今、この化学電池が新しいのです。
三洋電機の充電式電池「エネループ」は、「快適さの追求」と「環境への配慮」が共存するプロダクツ、生活をサステナブルに快適にしてくれる商品として評価されています。約1000回充電して繰り返して使えます。単3形電池では、充電器の値段を入れても、1回当たりわずか4円、充電時の電気代も1回当たりわずか0.2円だそうです。充電した後のパワーは、6ヶ月後で約90%、1年後でも約85%をキープし、寒さにも強く、スキー場でも使えるということですよ。
松下電器の新乾電池「エルボタ」は1次電池です。ギネスも認定する、世界No.1の長もちを実現しました。幅広い機器に使用できるように単1形~単4形電池まで揃っています。
東芝の2次電池『SCiB』は、将来の電気自動車などへの適用を目指しているそうです。プリウスなどに使われているニッケル水素を大幅にしのぐばかりか、現在実用化されているどのリチウムイオン電池より高い性能を持っています。5分間で容量90%まで充電できると言うことですから、電池というよりはコンデンサーのようですね。しかも充放電を3000回繰り返しても、新品時の90%以上の性能をキープ、マイナス30度でも80%以上の電圧をキープするというから、素晴らしいですね。
この進化、楽しみですね。