2008年5月13日火曜日

CO2排出量の気配値

株などの取引を行う市場のひとつ東京株式市場が、2009年から二酸化炭素(CO2)など温暖化ガスの排出量を取引する専用市場を創設することになりました。

将来の成長が見込める排出量ビジネスにアジアの取引所でいち早く取り組み、先行する欧州の取引所に対抗するためです。

国内でも、排出量取引の活用は大量に二酸化炭素を排出する産業だけでなく、自主行動計画のもとでの製造業やオフィス、さらにはカーボンオフセットなど自主的な環境貢献にも広がろうとしています。

そこで、4月21日から、市場の形成に資するため、国際協力銀行(JBIC)と日本経済新聞デジタルメディアは、「日経・JBIC排出量取引参考気配」の算出・公表を開始しました。

5月12日の参考気配は、1トン当たり2712.0円で、5月7日の値を2.0円上回っていました。

こちらのHPもご覧ください:
http://www.thinking-eco.net/index.htm