2008年5月23日金曜日

緑ちょうちん

「えッ、緑提灯(ちょうちん)って何?」とお思いの方、あなたの街でこの緑提灯を探してみませんか? かく言う私もまだお目にかかったことがないのですが、応援したい気持ちから、ご紹介することにしました。

この緑提灯は、国産の食材を半分以上使っている飲食店の軒先に下げられています。緑提灯には星がついていています。星の数は自己申告ということですが、カロリーベースで60%までなら星1つ。10%上がるごとに星が増え、90%を超えると星5つになるそうです。

もともと、(独)農研機構農業総合研究センターの丸山所長が「料理を味わいながら、食料自給率の向上や農業の活性化についても考えてもらいたいという狙い」から発案したものです。

2005年に小樽で一号店が誕生、今年2月時点では約80店が下げていましたが、中国ギョーザなど食の安全が問われるようになり、現在は北海道から沖縄まで広がり1000店を突破したそうです。

40%をきっている日本の食糧自給率やフードマイレージのことを考えると、輸入依存を考え直し、国内の農業の活性化を計ることは重要です。緑の提灯が増えれば増えるほど、「食」について考える機会が増えるように思います。是非多くのお店に参加していただきたいですね。

緑提灯を下げているお店の紹介:http://midori-chouchin.jp/
フードマイレージについて:
http://www.thinking-eco.net/term_ha-food_mileage.htm