サステナビリティ“sustainability”は、日本語表記で「持続可能な」という意味です。
実は、このサステナビリティ、皆さんもよくご存じの言葉にも含まれています。健康と持続可能な社会に配慮したライフスタイルを意味する言葉「ロハス(Lifestyle of Health and Sustainability)」の「ス(S)」がサステナビリティなのです。
小泉元首相は、2002年に南アフリカで開かれたヨハネスブルクサミットで「持続可能な開発のための教育の十年」を国連が宣言するように、日本のNGOとともに提案しました。ユネスコは、2005年から10年間を「ESDの10年」として提唱し、初等から高等教育、さらには生涯学習のレベルまでESDの推進を各国に呼びかけています。
地球温暖化に代表される環境破壊や汚染、核兵器や紛争・貧困など地球規模の諸問題をそのままにしておくことはできません。今こそ、人類の英知を集めて、持続可能な社会に再構築し、次の世代に渡していくことが求められています。
*ESD:持続可能な発展のための教育(Education for Sustainable Development)。