2008年11月28日金曜日

エコ酒屋


冷えてきましね。熱燗の季節ですね。

お店の棚に並ぶお酒の数々、名前やラベルのデザインが凝っていて、どれも飲んでくださいと言っているような気がするのは私だけでしょうか。

そんな私ですが、飲むのもOK!お料理にもOK!ということで、紙パックのお酒を重宝しています。しかしながら、使いきって、いざ捨てるとなると、「この紙パック、捨てるのもったいない!」という思いが、いつも頭を過ぎります。

そこで、知ったのが「エコ酒屋」さんです。
「エコ酒屋宣言」をし、店頭に回収BOXを置いて酒パックや、アルミ付紙パックのリサイクル活動に取り組んでいる酒屋さんのことです。

酒パックは紙パックの約27%を占めているそうですが、内側をアルミでコーティングされた複雑な構造になっているためリサイクルが難しいとされてきました。最近では技術も向上し、牛乳パックと同様に上質の古紙原料としてリサイクル可能になっています。

この「エコ酒屋」、平成19年には、1道2府27県310店舗まで広がってきています。
ご近所に「エコ酒屋」さんがあるといいですね。

酒パックリサイクル促進協議会:http://www.r-kyokai.org/P.confer/P.c-top.html

2008年11月11日火曜日

電気の地産地消

「パナソニックが三洋電機を買収?」というニュースが流れたのは、つい10日程前でしたが、三洋電機の電池の技術は本当に高いのですね。

今朝の日経新聞に、
三洋電機は人が歩く際の振動で発電する小型部品(小型振動発電デバイス)を開発、歩数計を試作した。・・・・・
という内容の記事が載っていました。

振動力発電の研究は、2003年頃、動きや振動を電気エネルギーに変える発電機「発電床」の開発から始まりました。
2005年当時、体重約60kgの人が1秒間に2歩ずつ歩行した場合の発電量はわずか0.01Wだったのが、2006年には0.3W、2007年には0.7Wまで向上したそうです。

首都高速道路・中央環状線の荒川に架かる五色桜大橋のイルミネーションの一部には、首都高を走る車の振動エネルギーを発電床で電気エネルギーに変換した電力が利用されています。

振動エネルギーをどのようにして電気エネルギーに変換するのかについては、電気エネルギーを振動エネルギーに変換するスピーカーの原理を逆に利用したものと考えると分かりやすかもしれませんね。

普段は「あっ揺れてる・・・」と感じるだけだったものが電気になるのですから、振動力発電って素晴らしいですね。また、そこで発電した電気をそこで使うのですから、振動力発電はまさに電気の地産地消ですね。

三洋電機は、今後、自動車のドアを自動施錠するマスターキーなどへの小型振動発電デバイスの搭載を目指すそうです。