2011年7月15日金曜日

ルワンダに教育の種を―内戦を生きぬいた女性・マリールイズの物語

ルワンダ出身、福島県在住のマリールイズさんは、
ルワンダの子どもたちに「夢はなんですか?」と尋ねたとき、子どもたちは夢を語れなかったばかりでなく、「そんなに長く生きていられるの?」と問い返され、愕然としたそうです。

ルワンダは長かった内戦や大量虐殺事件を乗り越え、今では他のアフリカ諸国に比べて格段に汚職の少ない、治安の良い国になっています。
また、最近では、恵まれた豊かな自然を活かし、エコツーリズムやカルチャーツーリズムなどの観光に力を入れています。

とはいえ、まだまだ厳しい状況におかれている子どもたちがたくさんいます。
このたびの大震災では被災したマリールイズさんですが、「教育は夢を実現するために不可欠なもの」という信念のもと、明るく直向きにルワンダの子どもたちの教育のために奔走しておられます。
この本は、そんなマリールイズさんを描いたものです。

とても読みやすく、お子さまから大人まで楽しんでいただけると思います。
どうぞご一読ください。 



NPO法人 ルワンダの教育を考える会(ルワンダにある学園の様子も載っています) : http://www.rwanda-npo.org/introduction/

ルワンダ共和国大使館HP :http://rwandaembassy-japan.org/jp/