2008年2月9日土曜日

フェアトレード・ラベル運動


フェアトレードは「公正な貿易」という意味です。

経済的、社会的に立場の弱い開発途上国の生産者が作ったコーヒーやバナナなどの農産物や手工芸品などを、彼らの生産活動や生活が成り立つ適正な価格で購入し、開発途上国の自立を促すという人道的側面が強い社会運動、国際協力活動としてヨーロッパで始まりました。

1997年、一般のマーケットにフェアトレード商品を広めるために、基準を作り、それを消費者に知らせるラベル運動の統一組織として、FLO(国際フェアトレード・ラベル機構)が発足しました。現在20カ国にまで拡大して、世界的ネットワークができています。

日本では1993年にフェアトレード・ラベルジャパンは発足しました。日本で取り扱われているフェアトレード・ラベル認定商品は、コーヒー、紅茶、チョコレート、はちみつ、砂糖、バナナ、スパイス、ワイン、切花、サッカーボールです。

このフェアトレード・ラベル運動は、現在では、経済的、社会的、環境的問題のバランスをとりつつ、開発途上国の持続可能な経済発展と貧困解消のために重要な役割を果たしています。

もうすぐバレンタインデーですね。「フェアトレード・チョコ」をお求めになりませんか?

フェアトレード・ラベルジャパン
http://www.fairtrade-jp.org/index.html