2008年7月13日日曜日

アメリカの山火事

今年もまた、アメリカのカリフォルニア州で、大規模な山火事が発生しているようですね。カリフォルニア州では、この30年で大規模な山火事が約4倍に増えたそうです。

気温の上昇が、山間部の雪解けを早め、夏から秋にかけて土地や木をいっそう乾燥させ、山火事が起こりやすい状況をつくっているのだそうです。
そして、温室効果ガスを吸収する木が大量に失われ、気温上昇と山火事の頻発を招く悪循環にはまっているそうです。

昨年の南カリフォルニアの山火事だけで排出された二酸化炭素は約200万トン、これは44万台の車の年間排出量に匹敵するそうです。


上の写真は、アリゾナ州で撮ったものですが、カリフォルニア以外に米国西部でも大規模な山火事が発生し、長期的な温暖化の影響が出始めているそうです。

山火事によって、温室効果ガスを吸収するはずの森林が、大量の温室効果ガスを排出してしまっているのですね。